近畿日本ツーリスト イタリア10日間 19万の旅〜★

2月のイタリア、いやぁ〜寒かったな。
日本人のツアーコンダクター(男性)に、現地のガイド(みんな日本語ペラペラで、中には日本人もいた)が各都市に付く形だったので、建物や歴史についての説明はどこもとても良かったです。


まず、ミラノから入り、スフォルツェスコ城とドゥオモへ。
ドゥオモは、ゴシック建築のそれはそれは荘厳な教会で、私が今回の旅行で一番感動した場所です。

昼食は名物ミラノカツレツ。
まずくもなく、おいしくもなく、ツアーの食事だからこんなものかな。


翌日は朝5時集合で、バスの中で朝ごはん。
といっても、リンゴとサンドイッチ(そんな立派なものではなかった)と冷たいジュースが配られただけで、最悪の食事だった。
現地(シエナ)では、たっぷり時間も取ってもらったし、まぁこれぐらいは我慢の範囲かな。



そして、ヴェネチアでは、たまたまカーニバルに遭遇して、テンションアップ!
ツアーコンダクターの人は、「すみませんね〜、混雑してて」と言っていたが、こんな貴重な体験ができるとは思ってもみなかったので、大喜び。
仮装している人たちと写真を撮ってもらったりして、すごくいい思い出になりました!


ヴェネチアに行くなら、絶対この時期を狙って行くべきですね。
もちろん、寒い中、お決まりのゴンドラに乗って歌も歌ってもらいましたよ。
ここでの昼食はイカスミのパスタで、すごーく美味しかったです。

ただ、ここでちょっとしたトラブル発生だったので、ゆっくり味わう時間もなかったのですが…。

「船の時間があるからトイレはレストランの中で早めに済ませておいてください」とツアコンの人が言ってたのですが、なんせ、女性が多いツアーなので、食事が始まってから並び出し、食事中もトイレの列は途絶えず。
結局、列が2〜3人になったところで友人と私は並びに行き、ようやくトイレを済ませたのですが、集合時間に間に合わず乗り場まで猛ダッシュ


ツアコンの人に「あれだけ早く済ませるように言ったでしょ」と怒られたが、私たちが先に並んだころで、他の人が遅れただろうに!
1つしかトイレがないレストランで、食事(デザートまで付いてた)もトイレも20分で済ませろだなんてそんな無理な要求する方が間違っているだろうが。
みんな協力しても20分以上かかるのは、長年ツアコンやってたらわかるはずなのにお客にキレるとは何事じゃ!


ここまでほぼご機嫌だった旅行も、ローマで怒りは頂点に!

夜、シャワーを浴びていたら、シャンプーの途中でお湯が突然冷水に。
ツアコンに聞くと、「みんながバスタブにお湯をためるからお湯がなくるんですよ、しょうがないですね」と。
お前、何回このホテルに泊まってるんじゃー。


最初に「ここのお湯はタンクに入ってるだけなので、バスタブにお湯をためないでください」となぜ一言言えないのだろうか?
次の日も、ツアコンがそのことを言わなかったので、結局同じことが起きて、2日間真冬に冷水のシャワーを浴びる羽目になりました。


おかげで友人は翌日熱を出しました。
あれは、単なるいじわるにしか思えないですね。
最終日には、プロ意識に欠けるあのツアコンのおかげで、みんなキレていました。


格安ツアーだから、あの程度のツアコンが担当になるのも仕方がないのですね…
まあ値段が安いということはこういうことか、といい経験になりました。
全体としては、たくさん見どころがあったので、観光旅行としては○だったかな。


ただ、ものすごーくたくさん歩かされたので、ショッピング目的の人にはつらい旅程だったと思います。